幻覚性植物モーニンググローリーを育ててみる
タイラです。
2016年はニガヨモギと並走して育てていた植物があるので紹介します。
→幻覚性植物【モーニンググローリー】ちゃんです。
別名【へヴンリーブルー】で日本の法律では一切縛られていません。なんならホームセンターで普通に販売されています。皆さん観賞用でしか買いませんが。
タイラも近所のホームセンターで種子を手に入れました。
別名【西洋あさがお】または【ソライロアサガオ】でパッケージングされている場合もあります。紛らわしいので学名【Ipomoeatricolor】でファイナルアンサー。
では
栽培開始。
ぐぬぬぬぬぷ……。
↑「いいね」という名の勇気をください。
↓続きをどうぞ
保有する幻覚成分はリゼルグ酸アミド&エルゴリン。種子に含有しています。
驚きですが
と近似の化学式をもっています。
薬物にノータッチの方でもLSDという言葉は効いたことがあるかもしれません。すみません。聞いたことがあるかもしれません。
双葉を完全に展開の図。どりゃ。
種子から抽出した水溶性の成分を摂取すると30分ぐらいで吐き気やめまいが起き、それを超えると安らかな気分を12時間楽しむことができる。
また、妊娠中や肝臓に病気を持っている人が摂取すると取り返しのつかない甚大な被害が出る可能性がある。
と
タイラの持っている書籍・毒草大百科愛蔵版には記されています。
支柱にからみはじめた模様。
そんな危なっかしいものが何故に市民の憩いの場ホームセンターで売られているのか?
わかりませぬ。
分かりませんが現に売っているので試してみようと思いました。
そして
夏に朝顔を愛でる風流なお人としてご近所様には体裁を保ちます。
法を破っているわけではないので堂々としていればよろし。
問題になりそうなのは…
1まずアサガオの種を食べようなんて奴の気が知れない。
2朝顔でトリップしようなんてアタマオカシイ奴の気が知れない。
3種には発芽促進剤という猛毒が添付されている。
タイラ的に障壁となるのは3です。
買ってきた種をそのまま使って幻覚具合を試せない理由は発芽促進剤が塗ってあるから。
うまいことガードされていますわ。
消毒用エタノールにメチルアルコールを混ぜて、酒の代わりとして飲ませないようにしてあるのをちょっと思い出す。
植物ホルモン剤についてあまり詳しくないが、人体に影響がありそうな注意書きをよく目にするのでできれば避けたい。
じゃ
一旦花まで咲かせて種を採ればよい。
モーニンググローリーを育ててみましょうとなった。
土適当。
PH調整なし。モーニンググローリーちゃんはハート型のリーフがチャームポイント。通常の朝顔の葉と明らかに違う。
蔦は極太で南方の植物らしさがでている。
何回かのゲリラ豪雨にあったがたくましく成長してくれた。
念願のつぼみ。
と
勢いがあったのはここまで。
またもや立ちふさがる、山形の気候の壁。花が咲いてくれません。
南地域原産の植物は北の地では繁殖できないサマをまじかで体験します。環境適正って大事だな、と。
よって種子と幻覚は得られず。
手にいれたものは植物経験値だけでした。 これで良しとしよう。